2016年 10月 02日
JAL485便 |
今日の東京はくもり。
私は18:10羽田発の高松便に乗りました。
搭乗手続きのときに「プラス1000円でCLASSJになりますけど、いかがですか?」と勧められ、帰りは少し広いシートで帰ることにしていました。
窓から見ると雨が降っていました。涙みたい。
テイルランプが雨でにじんで、幻想的な風景が広がっていました。
台風ではないので、大きな揺れもなく、快適な空の旅でした。
ドリンクサービスのとき、CAからメッセージカードを頂きました。
富士山の上を飛行するJAL。
裏を見てみると、自筆で
ご搭乗ありがとうございます。
東京はだいぶ涼しいですね。
旅のお疲れが出ませんようどうぞごゆっくりお過ごしください。
客室乗務員一同
と丁寧な文字で書かれてありました。
いくらCLASSJの座席数が限られているとはいえ、これを搭乗する前からしたためていたのかと思うと、そのプロ意識の高さとおもてなしの優しいこころに感激せずにはいられませんでした。
高度がどんどん下がっていくと、車窓から街のあかりがたくさん見えて、まるで宝石のように輝いていて、市井のひとびとの営みが手に取るようにわかり、人が生きてるってすばらしいなって思いました。
昔、家にお風呂がなかったころ、母の自転車に乗って親子で銭湯に通っていました。帰りの夜道、丘の上から見る高松の夜景は素晴らしく、キラキラしてて、そういうときに上空を飛行機が飛んでいるのを見つけるといつも「ママ、あれはどこに行く飛行機?外国?」と聞いていました。今思えば、母も飛行機がどこに飛んでいくのかなんてわからなかっただろうけれど、そのときは「あれは鹿児島やね」とか「あれはグァムやな」とか「あれは南のほうに飛んでいく飛行機やな」と答えてくれていました。
その子どもの頃のエピソードを思い出し、あのとき、私には遠い存在だった飛行機に今乗っているということにも胸がじーんときました。
私の乗った飛行機のライトを見て、どこかで少女が「ママ、あれはどこに行く飛行機?」と聞いていたかもしれません。
次の出張は10月下旬。またまた忙しくなりそうですが、自分の思ったこと、感じたことを発信していけたらと思います。
銭湯の帰り、母と見た夜景はほんとに宝石箱のようでした。母が私の髪の毛の先をつまんで「はよ帰らな風邪ひくで」と言っていたことを思い出します。貧しかったけれど、貧しい中にも幸せはあったのだな、と今日のフライトで感じました。
次回も私はむJAL。
そして飲むドリンクは「スカイタイム」!
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ぺこり。
今日も読んでくれてありがとう。
私は18:10羽田発の高松便に乗りました。
搭乗手続きのときに「プラス1000円でCLASSJになりますけど、いかがですか?」と勧められ、帰りは少し広いシートで帰ることにしていました。
窓から見ると雨が降っていました。涙みたい。
テイルランプが雨でにじんで、幻想的な風景が広がっていました。
台風ではないので、大きな揺れもなく、快適な空の旅でした。
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裏を見てみると、自筆で
ご搭乗ありがとうございます。
東京はだいぶ涼しいですね。
旅のお疲れが出ませんようどうぞごゆっくりお過ごしください。
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いくらCLASSJの座席数が限られているとはいえ、これを搭乗する前からしたためていたのかと思うと、そのプロ意識の高さとおもてなしの優しいこころに感激せずにはいられませんでした。
高度がどんどん下がっていくと、車窓から街のあかりがたくさん見えて、まるで宝石のように輝いていて、市井のひとびとの営みが手に取るようにわかり、人が生きてるってすばらしいなって思いました。
昔、家にお風呂がなかったころ、母の自転車に乗って親子で銭湯に通っていました。帰りの夜道、丘の上から見る高松の夜景は素晴らしく、キラキラしてて、そういうときに上空を飛行機が飛んでいるのを見つけるといつも「ママ、あれはどこに行く飛行機?外国?」と聞いていました。今思えば、母も飛行機がどこに飛んでいくのかなんてわからなかっただろうけれど、そのときは「あれは鹿児島やね」とか「あれはグァムやな」とか「あれは南のほうに飛んでいく飛行機やな」と答えてくれていました。
その子どもの頃のエピソードを思い出し、あのとき、私には遠い存在だった飛行機に今乗っているということにも胸がじーんときました。
私の乗った飛行機のライトを見て、どこかで少女が「ママ、あれはどこに行く飛行機?」と聞いていたかもしれません。
次の出張は10月下旬。またまた忙しくなりそうですが、自分の思ったこと、感じたことを発信していけたらと思います。
銭湯の帰り、母と見た夜景はほんとに宝石箱のようでした。母が私の髪の毛の先をつまんで「はよ帰らな風邪ひくで」と言っていたことを思い出します。貧しかったけれど、貧しい中にも幸せはあったのだな、と今日のフライトで感じました。
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by go_midorimushi
| 2016-10-02 22:51
| 雑感